CT検査室
令和2年7月27日より、高性能の80列マルチスライスCT
(キャノンメディカルシステムズ製)を導入しました。
従来のマルチスライスCTは16列でしたが、80列になることに加えて、0.75秒/回転スキャンから、0.5秒/回転スキャンになることで、撮影時間が短くなり、簡単に広範囲の撮影が行え、全身の高精細画像収集が可能になりました。
また、「被ばく低減再構成機能」を搭載しておりますので、患者様の体格、撮影部位に合わせて最適な線量(低線量化)で撮影ができますので、今まで以上に不安なく、リラックスして検査を受けて頂けるようになりました。
下肢血管造影 腹腔内脂肪測定
MRI検査室
MRIは磁石の力と高周波により、体の断面(縦・横・斜め)や血管を画像化する装置です。X線を使用しないため放射線被曝がないことが特徴です。
当院のMRIはオープン型MRIのため、広く開放した環境で検査が受けられるので、狭いところが苦手な方や、小児やお年寄りなどMRI検査が苦手な方も安心して検査が受けられます。
X線TV室
X線TV装置は、体内(消化器、血管、骨)の情報をモニター画面にリアルタイムに映し出し、観察しながら撮影、診断、治療をする装置です。主に胃、大腸の検査や、その他臓器へのカテーテル位置の確認や治療、シャント血管のPTA(経皮的血管形成術)などを行っています。
超音波装置
超音波を用いて体内の状態を画像化する装置です。
X線を用いないので被ばくがなく、繰り返し検査が可能で、体内のあらゆる臓器、皮下、筋肉、血管などに用いられます。
一般撮影
放射線室の検査の中で最も多く行われていて、胸腹部や骨を撮影する装置です。
撮影された画像は、CR装置により読みとられ、デジタル化し、画像処理をする事により、従来のX線写真より多くの情報を得られるようになりました。また、被ばく線量も低減されています。
PACS(画像保存通信システム)
PACSとは、院内の各モダリティー( CR,DR,US,CT,MRI,内視鏡)で撮影された画像を保存し、院内のネットワークにより配信閲覧するシステムです。
当院では、コニカミノルタ製I-PACS SXを導入、クライアント17台と接続し、日々画像の閲覧、診療、診断が行われています。また、従来フィルムで測定が行われていました骨密度測定が、このシステムによりフィルムなしでモニターより測定出来、検査結果もその場で確認できるようになりました。